「令和2年度に向けて」

志木市商工会 会長 清水 良介
昨年の今頃は、新年号の期待と新たな気持ちでスタートを切りました。そんな中、令和2年の新年賀詞交歓会を始め、令和元年度の事業 も終了し新年度に向けた色々な計画を決定した時でした。
中国武漢市より始まった新型コロナウィルス感染症問題は、4月7日に発令された緊急事態宣言が5月26日に埼玉県も解除されました。 しかしながら、外出や営業の自粛が継続したことによる地域経済への影響は計り知れず、かつてないほどの厳しい経営環境に志木市も直面しています。
令和2年度の志木市商工会の総代会も5月22日に予定されておりましたがこのような状況の中でありますので、会員又役員の皆様のご協力により書面による議決により全ての議案が可決承認を頂きました。
今年度も今後、小規模事業者への支援を最優先に第二期経営発達支援計画に基づき、伴走型小規模事業者支援推進事業等を実施して参りたいと思います。
また、事業計画の重点推進項目に取り組み、特に行政との連携強化を図り、「志木さくらフェスタ」の共催、補助金による元気と活気の創出、市の融資制度の活用を始め「市民まつり」の企画運営、さらに国指定重要有形民俗文化財となった「田子山富士塚」を志木市の観光スポットとしての認知活動と歴史資源によるビジネス創出を保存会の皆様と本会の全部会との「ONE TEAM」で図って参ります。
今後、全国民の努力でこのコロナ危機が終息し正常時には、今年もチャリティー事業を始め、延期されています数々の市制50周年記念事業への協力と商工会設立60周年記念を志木市商工会ならではの要望に応えた事業を実施し、志木市の商工業の発展と賑わいづくりに邁進して参ります。
会員皆様の一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。
2020年6月吉日
「2020年 新年のごあいさつ」

志木市商工会 会長 清水 良介
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、ご家族揃って輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。
昨年は相次ぐ台風による大雨の影響で多くの地域で河川が氾濫し、広範囲に被害をもたらしました。被災された方々にお見舞いを申し上げたいと存じます。
一方、経済の方では10月から消費税が10%となり、併せて軽減税率やキャッシュレス決済のポイント還元も実施されたものの消費の冷え込みによる景気の後退が懸念されています。そんな中、商工会では小規模事業者の抱える課題に対応すべく「事業計画策定セミナー」や「キャッシュレス決済導入セミナー」を開催して参りました。
また、地域経済の活性化、街の賑わい創出を目的に昨年より改名された「志木さくらフェスタ」は本年3月28日、29日の両日にいろは親水公園を中心にその周辺で開催されます。「田子山富士保存事業」も山開きをはじめ、平成28年からの累計登山者数が二万六四一八人を数え、志木市の観光地としての人気を集めてきています。
さらに「チャリティゴルフ大会」、「市民まつり」、「いろは市」などのチャリティ義援金を商工会全国大会の際に「石巻かほく商工会」の千葉会長にお渡しをしてきました。今後も継続して参りたいと存じます。
今年は令和になって初めての新年を迎え、東京オリンピック・パラリンピックを始め、志木市制50周年行事や市庁舎新築工事や商工会創立60周年を迎える地域の経済団体として行政と共に積極的に取り組んで行きたいと存じます。今年の干支は庚子(かのえね)一番目の年として初心にかえってガンバリましょう。
会員の皆様には本年も一層のご理解、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、会員企業の益々のご発展と、皆様のご健勝をお祈りいたしまして、新年のご挨拶と致します。